思考・学び

本が読めない50代へ。Audibleで知識を「自動インストール」

ソファでヘッドホンをつけ、本を手にしながらリラックスして音声学習をする50代男性
hakuroommedia

※本記事は筆者の個人的な体験に基づくものです。Audibleの「30日間無料体験」や「月額99円」などのキャンペーンは、時期やアカウントの利用履歴によって開催状況・条件が異なります。ご登録の際は、必ずAmazon公式サイトにて最新の料金体系と解約条件をご確認ください。

はじめに

夜、ベッドに入って「さあ読もう」と本を開く。
でも、数ページめくっただけで文字が霞み、そっと閉じてしまう。

「昔は一晩で読めたのに……」

50代になると、知的好奇心はあっても、体がそれについていかない日がどうしても増えてきます。

私自身、老眼というほどではありませんが、夕方以降に細かい文字を読むのは億劫です。かといって、動画を見るのも目が疲れる。

そんな私がたどり着いたのが、目を使わずに知識を脳に直接流し込む「耳読書(Audible)」というスタイルでした。

今回は、一度はサブスク整理で解約した私が、「やっぱりこれは必要だ」と買い戻した理由と、50代の理にかなったAudible活用術を紹介します。

きっかけは意識高い系ではなく「事故」

私が最初にAudibleに出会ったのは、「よし、勉強するぞ!」という高い志からではありませんでした。

Amazonのプライム会員などの流れで、いつの間にか無料体験に登録されていた……いわば「事故」のようなスタートです。

当時、私は毎日の散歩を日課にしていましたが、音楽を聴くのにも飽きてしまっていました。
「足は動いているけれど、頭が暇(アイドリング状態)でもったいないな」。そう感じて、なんとなく再生ボタンを押してみたのが始まりです。

一度は解約、そして「月額99円」で出戻り

一度はAudibleも解約しましたが、先日久しぶりにAmazonのサイトを覗いたとき、ある表示に目が釘付けになりました。

「3か月 月額99円キャンペーン」

Audibleの3か月99円キャンペーンが表示されている登録画面のスクリーンショット
実際のキャンペーン画面。これを見たら即決です。

コーヒー1杯以下の値段で、春まで「脳のメンテナンス」ができる。
そう考えた瞬間、私は「整理の鬼」の看板を一旦下ろし、即決で再登録(出戻り)しました。

やはり、情報のインプットまで断捨離しすぎてはいけないと気づいたのです。

50代のAudible活用法:知識の「自動インストール」技術

Audibleは、「頑張って読む」ためのサービスではありません。
「何もしなくても、勝手に知識が入ってくる状態」を作るためのシステムです。

とはいえ、ただ漫然と聴くだけでは続きません。
私が実践している、「挫折しないための聴き方」には2つのコツがあります。

1. 声の違和感は「速度」で消す

最初に聴いたとき、どうしてもナレーターの「演技(朗読調)」が耳についてしまい、内容が入ってきませんでした。

そこで試したのが「1.2倍速〜1.5倍速」への変更です。

速度を上げると、声の粘り気や感情成分が消えて、テキパキとした「情報のストリーム」に変わります。
これなら、「他人の声」という違和感がなくなり、スムーズに脳にインストールできるようになりました。

2. 聞き逃しても「諦める」

本と違って、Audibleは勝手に先に進んでしまいます。
「あ、今のところもう一回」と思っても、スマホを取り出して30秒巻き戻すのは面倒ですし、操作にイラッとします。

だから私は決めました。
「聞き逃した=今の自分には不要な情報だった」と割り切る。

完璧を目指さず、ラジオ感覚で情報のシャワーを浴び続ける。
これくらい緩いスタンスのほうが、結果的に長く続きます。

Audibleのメリット:「面倒な家事・散歩」が「書斎」に変わる

Audibleを導入して一番良かったのは、「嫌いな時間」が「楽しみな時間」に変わったことです。

  • 皿洗いなどの単純家事
    「めんどくさいな」と思う時間も、「続きが聴ける時間」に変わります。むしろ家事が捗ります。
  • 散歩や移動中
    手足は動いていますが、耳は空いています。この“空いている時間”を有効活用できます
  • 布団の中(重要)
    目が疲れて本が開けない時や、気分が落ちて何もしたくない時。布団に横たわったまま、目をつぶって聴くことができます。

「今日は何もできなかった」と落ち込む日でも、「1冊聴いた(流した)」という事実があれば、罪悪感は消えます。
これが、50代の「心のバッファ(余裕)」を生み出す優秀なシステムなのです。

私はあえて、続きが気になる小説(直近だと『金環日蝕』など)を散歩中の専用タスクとして割り当てています。先日は物語に引き込まれるあまり、気づけば1時間以上も歩き続けていました。

「運動しなきゃ」という気合(感情)は一切不要です。「続きが聴きたい」という欲求をトリガーにして自分を歩かせる。この仕組み(システム)を作れば、面倒な運動すらも極上のエンタメ時間に自動変換することができます。

スマートフォンでAudibleアプリを開き、小説『金環日蝕』を1.3倍速で再生している画面のスクリーンショット
愛用のAudible再生画面。50代のインプットには、情報が適度なスピードで流れてくる「1.3倍速」設定が最適解です。

注意点:この本は選ぶな

もちろん、欠点もあります。これから始める方にこれだけは伝えておきたいのが、「図解が多い本は選ぶな」ということです。

音声で「図1をご覧ください」と言われた時の絶望感と言ったらありません(笑)。
スマホを見られないから聴いているのに、わざわざ付属の資料(PDF)などを確認しないと分からない本はストレスが溜まるだけです。

  • 選んでOK: 小説、エッセイ、自己啓発、思考法など(文字だけで完結するもの)
  • 選んだらNG: 図解入門、データが多い投資本、複雑な実用書

ここさえ気をつければ、失敗は防げます。

まずは「無料」か「キャンペーン」で耳のテストを

Audibleは月額制ですが、初めての方は「30日間の無料体験」が使えます。
(私のような出戻り組や、時期によっては月額99円などの激安キャンペーンが表示されることもあります!)

Amazonのアカウントがあれば、面倒な住所入力なども不要で、普段の買い物と同じ感覚で一瞬で始められます。

「課金」の仕組みと解約のタイミング

登録する際、一つだけ注意点があります。

Audibleの3か月99円キャンペーンに登録画面のスクリーンショット
Audibleの次回更新日が表示されている登録確認画面のスクリーンショット

登録画面に「次回の更新日」が表示されますが、これは「無料期間(またはキャンペーン価格)が終わる日」ではありません。

例えば「3か月 月額99円」の場合、毎月99円が課金されるため、来月も再来月も更新日が来ます。
本当の辞め時は「3ヶ月後(通常料金に戻る前)」です。

私は忘れないように、Googleカレンダーに3ヶ月後の日付で「Audible解約検討」と入れています。
合わなければ、その日までに解約すればOK。リスクはありません。

まとめ:罪悪感を消すためのツールとして

本が読める元気がある時は、紙の本を読めばいいんです。

でも、疲れている時、目が辛い時、やる気が出ない時。
そんな時の「セーフティネット」としてAudibleを持っておくと、生活の質が少しだけ上がります。

まずは無料で1冊、散歩や家事のお供に「流し聴き」を試してみてください。
意外なほど、頭の中がスッキリ整理される感覚が味わえるはずです。

※現在お得なキャンペーンが開催されているか、ご自身のAmazonアプリやブラウザの検索窓で「Audible 無料体験」と検索して、ぜひご自身の目でチェックしてみてください。

あわせて読みたい:目と耳の「ハイブリッド運用」で最強の読書環境を

耳からの「自動インストール(Audible)」に加え、電子書籍(Kindle)と紙の本を使い分けることで、50代の疲労しやすい目を守りつつ、圧倒的なインプット環境を構築できます。以下の記事で、私の「デバイス使い分け術」を解説しています。

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スローペース生活の実践者
スローペース生活の実践者。 気力や体力の衰えを「気合」で乗り切るのをやめました。元プログラマーの視点から、AIやITツールを駆使して「頑張らない仕組み」を作り、50代からの暮らしを身軽にするヒントを発信しています。
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