月1390円で20GB。povoより日本通信SIMが50代に合う理由
※この記事の内容・料金プラン等は、執筆時点(2026年2月)の情報および筆者の個人的な体験に基づくものです。 時期や契約条件によって内容が異なる場合があるため、お申し込みや契約変更の際は、必ず各サービスの公式サイトにて最新情報をご確認ください。
はじめに:50代に必要なのは「最安値」よりも「放置できる快適さ」
スマホ代を安くしたい。でも、面倒な管理はしたくない。
その答えを求めて、私はau(月8,000円)→ povo 2.0(基本料0円)→ 日本通信SIM(月1,390円)と渡り歩いてきました。
結論から言うと、私の「スマホ代探しの旅」の最終回答は、日本通信SIMでした。
なぜ基本料0円のpovoをやめたのか?
それは、povo独自の「トッピング」というシステムが、50代の脳にとって予想以上に「メモリを食うタスク(負担)」だったからです。
この記事では、povoでの失敗談と、日本通信SIMを選んだ「合理的な理由」を、実際の管理画面と共にお伝えします。
| 項目 | au時代 | povo 2.0 | 日本通信SIM |
|---|---|---|---|
| 月額 | 約7,000円 | 約990円 (3GB) | 1,390円 |
| データ | 無制限 | 都度購入 (手間) | 20GB (自動) |
| 通話 | 定額 | 30秒22円 | 月70分無料※ |
| 管理 | 楽 (高い) | 面倒 (安い) | 楽 (安い) |
※5分かけ放題も選択可
失敗談:povo 2.0は「マメな人」専用のシステムだった
最初にauから乗り換えた先は、povo 2.0でした。
「基本料0円」というインパクトと、au回線という安心感。これなら安くなると確信していました。
発生したバグ:「トッピング疲れ」というストレス
しかし、実際に使ってみると致命的な「バグ(不都合)」が発生しました。
それは、「ギガが切れるたびに、手動で購入(トッピング)しなければならない」という手間です。
povoは、必要なデータ容量をその都度アプリで買います。
- 1GB(7日間):390円
- 3GB(30日間):990円
当初は「ゲーム感覚で楽しそう」と思っていましたが、現実は違いました。
外出先で地図を見ようとした瞬間に通信速度が落ち、「あ、トッピングの有効期限が切れたんだった」と気づく。
その場でアプリを開き、トッピングを選んで購入ボタンを押す……。
「たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが、急いでいる時にこの作業が発生するのは、精神衛生上よくありません。
さらに致命的なバグ(誤算)がありました。
私は月に約6GBのデータと、ちょっとした電話を使います。
これをpovoで運用すると、3GB(990円)のトッピングを月に2回購入して「1,980円」。さらに通話料が従量課金で上乗せされます。
対して、日本通信SIMは20GBと70分の無料通話がついて「1,390円」です。
つまり、安さを求めてpovoにしたはずが、私の使い方では「povoの方が高くて、しかも管理の手間(トッピング)までかかる」という最悪のシステム構成になっていたのです。
私たちは、水道や電気のように「蛇口をひねれば勝手に出る(いちいち購入手続きをしなくていい)」生活の便利さに慣れすぎているのです。
日本通信SIMを選んだロジック:「合理的」という名の自動化
「管理の手間」を捨てて辿り着いたのが、日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」です。
私がこれを選んだ理由は、感情論ではなく明確なロジックがあります。
理由1:50代は意外と「電話」を使う
若い世代はLINE通話で完結するかもしれませんが、50代は違います。
お店の予約、役所への問い合わせ、実家への連絡、折り返しの電話。「ちょっとした電話(5分以内)」をする機会が意外と多いのです。
povoは通話料が30秒22円の従量制でした。
一方、日本通信SIMには「月70分の無料通話」が標準でついてきます(または5分かけ放題も選択可)。
「通話料を気にせず電話ができる」。この精神的な解放感は大きかったです。
専用アプリは不要。スマホ標準の電話アプリ(高品質回線)のまま、OSレベルで普通にかけるだけで無料対象になります。面倒なミドルウェアは一切挟みません。
理由2:20GBあれば「実質無制限」と同じ
「合理的みんなのプラン」は、月額1,390円でデータ容量が20GBついてきます。
自宅にWi-Fiがある私の場合、どんなに使っても月6GB程度。つまり、毎月14GBも余ります。

「余らせるのはもったいない」でしょうか?
いいえ、違います。「絶対にギガ不足にならない安心感」を買っているのです。
いちいちアプリで残量を確認しなくていい。この定額制で十分なギガによる「放置できる快適さ」こそが、私が求めていた仕様でした。
日本通信SIMへの乗り換え手順(MNP)は15分で完了
「格安SIMへの乗り換えは難しそう」と二の足を踏んでいませんか?
実際の手順は、以下の通り拍子抜けするほど簡単です。
- 今のキャリア(私の場合はpovo)のアプリで「MNP予約番号」を発行する。
- 日本通信SIMのサイトで申し込み、「eSIM」を選択する。
- 審査完了メールが届いたら、設定用のQRコードを読み込むだけで開通。
これなら、SIMピンを探す手間も、郵送を待つ時間も、ショップで待たされる時間もありません。
家から一歩も出ずに、文字通り「15分の作業」だけで乗り換えが完了しました。
コラム:日本通信SIMの「スターターパック」をあえて使わなかった理由
日本通信SIMには、Amazonなどで安く購入できる「スターターパック」というものが存在します。
これを使えば、通常3,300円かかる事務手数料が少し安くなります。
私もその存在は知っていました。しかし、あえて公式サイトで正規の料金(3,300円)を払って申し込みました。
理由はシンプルです。「配送を待っている間に、やる気がなくなるのが怖かったから」です。
「やろう!」と思ったその勢いのまま、15分で完結させることの方に価値があると感じたからです。
結果として、その日から節約がスタートできたので、この判断は正解でした。
とはいえ、もし数日待てる余裕があるなら、Amazonでスターターパックを買うのが賢い正解です。事務手数料(3,300円)が2,500円前後で済むため、実質800円ほどお得になります。
※導入を検討される方は、Amazonの検索窓に「日本通信SIM スターターパック」とコピー&ペーストして検索し、正規のパッケージをご購入ください。
日本通信SIMのデメリットと対策:昼間の通信速度
良いことばかり書くのはフェアではないので、デメリットも正直に書きます。
「お昼休み(12時〜13時)」の通信速度は、大手キャリアに比べて明らかに落ちます。
この時間帯に高画質な動画を見ようとすれば、止まるでしょうし、日によっては、Webサイトの画像が表示されなかったり、QRコード決済がなかなか開かなかったりするほど極端に遅くなることがあります。
しかし、LINEやWeb検索、地図アプリ程度なら問題なく動きます。
「昼の1時間だけ我慢すれば、毎月の固定費が6,000円以上安くなる」。
そう割り切れるなら、これはデメリットにはなりません。
QRコード決済などは予め表示しておくなど対策も取れます。どうしても繋がらない時のために、小銭入れや電子マネー(Suica・QUICPayなど)をバックアップ回線として持っておく。これでシステムの冗長化は完璧です。
まとめ:スマホ代と一緒に「管理するストレス」も手放そう
povoが決して悪いサービスというわけではありません。
ただ、私たち50代にとっては「管理の手間(トッピング)」というコストが高すぎただけです。
スマホプラン選びの正解は、1円でも安くすることではなく、「契約していることを忘れるくらい、何もしなくていい状態」にすることでした。
もしあなたが「毎月のスマホ代が高い」と悩みつつ、「プラン変更は面倒くさい」と思っているなら。
一度重い腰を上げて、日本通信SIMの「合理的プラン」を検討してみてください。
その15分の手間で、来月から「(約7,000円 – 1,390円) × 12ヶ月 = 年間 約67,320円」の節約になりますが、これがあなたの手元に残り続けることになります。
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